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親子でチャレンジ

しつこいマークを外せないときに役立つ●●の使い方【いまさら聞けないマークを外す動き4】

公開:2015年11月26日 更新:2023年6月30日

キーワード:サッカーサービスマークをはずす動き知のサッカー

答え「腕をつかって自分のスペースを確保する」
 
【いい例】
 
相手マークをはずせなくても、腕をうまくつかえば
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ボールを自分の懐に確保し、シュートを打てる
ma-ku_wo_hazusu_04_03.JPG
 
 
【わるい例】
 
相手マークをはずすことができずに
ma-ku_wo_hazusu_04_04.JPG
 
相手マークに腕をうまくつかわれてしまうと
ma-ku_wo_hazusu_04_05.JPG
 
シュートを打つことはできない
ma-ku_wo_hazusu_04_06.JPG
 
 

■ポイント4 腕を伸ばして相手よりも速くボールをコントロールする

そもそもマークをはずす動きで、常に相手よりも有利な状況を作れるとは限りません。なぜならゴールに近づくほど、相手DFは攻撃側に自由を与えないように密着してくるからです。そのときにポイントになるのが、腕を使って自分のスペースを確保することです。
 
腕を使うことにより、相手DFよりも速くパスが出た方向へ進路を確保することが可能になります。特に、ペナルティエリア内においてはシュートを打てるスペースを広く確保することにも有効です。相手よりも早くボールに反応し、うまく腕を使うことができればシュートスペースを作ることにもなるのです。
 
しかし、注意すべきは腕の使い方です。誤った方法で腕を使うとファウルになり、一瞬でチャンスがつぶれてしまいます。だから、相手をおさえたり、つかまえたりせずにボールが進む方向に走り込みながら腕を伸ばし、相手とボールに間に入り込めばファウルにならずにシュートを打てるスペースを生み出すことができます。
 
その場合、相手DFも攻撃側と同じように腕を使って自分のスペースを確保しようと努めます。だから、一瞬でも判断が遅れたり、ボールに対する反応が遅れるとファウルになってしまうことを理解しておきましょう。
 
だからこそ、ポイント1〜3で学んだ「2歩以上のステップで予備動作を行う」ことで相手をだましたり、「2種類のマークをはずす動きを巧みに使い分ける」ことでボールをうまく引き出し、ゴール近くでは「シュートの打てる有利なスペースを使う」ことが実践できなければ、点をとることはできません。
 
腕を使って自分のスペースを確保することは、どちらかと言えばこれまでに学んだポイント1〜3までのスキルの上積みです。ただ、これをうまく実践できれば1試合1回でも2回でもシュートを打てる回数が1回でも2回でも増やすことになります。そこを認識し、実践の中で腕の使い方を覚えると武器になります。
 

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構成・文 木之下潤

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