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相手の情報を把握すればやられない!いまさら聞けないマークの基本

公開:2015年5月20日 更新:2023年6月30日

答え 「あらかじめマークする相手の情報を集めておく」
 
 
いい例
 
1.近い距離だけでなく遠くの相手の情報、味方がマークについている相手の情報も把握しておけば 
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2.しっかりと対処してピンチを脱することができる
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わるい例
 
1.視野が狭くボールのある方向の情報しか把握できていないと……
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2.味方のマークをかわし、背後から裏を狙う相手に気づかずシュートを打たれてしまう
mark04_02.JPG
 
 

■常に相手のあらゆる情報を収集しておくことの重要性

答えは、「前もって相手の情報を集めておくこと」です。マークする相手がどんな状況にいて、どんな狙いを持ち、どんな動きをしているのかという情報を把握しておくことが、最終的に決断を下す自分のプレーを左右するのです。マークする相手のプレーを前もって防ぐ、もしくは決断を下したプレーに対して自由を与えないことが守備側の選手にとって、よりベストなプレーです。
 
センターバックの選手でたとえると、自分がマークにつくべきか、サイドバックやボランチなど別の選手がマークにつくべきかという判断は状況によって変化します。
 
より良い判断を下すためには、常にあらゆる相手の情報を把握しておくことが何よりも大事なのです。そのためには近くだけでなく、遠いエリアにいる相手の情報も知っておかなければ、総合的により良い判断は下せません。もし近くに集中し、遠いエリアの相手の情報収集を怠ってしまうと、サイドから走り込んでくる選手やオーバーラップしてくる選手にゴールを奪われてしまうかもしれない。だからこそ、自陣にいる相手の情報を常に取り入れる必要があります。
 
思い出してください。マークとは「ボールを持っていない相手の攻撃選手をコントロールする技術」のことです。深く掘り下げると、コントロールは守備選手が優位に立っていることを意味しています。そうするためには「あらかじめマークする相手の情報を集めておく」ことが大切ではないでしょうか。そうすると、必然的にポイント1〜3は切り離してプレーすることはできません。
 
ぜひ、これまでお話したマークのポイントを一度振り返ってみましょう。
 
【マークの基本/4つのポイント】
ポイント1「常に相手とボールを確認できる向きを作る」
ポイント2「マークする相手を止まったまま待たない」
ポイント3「自陣ゴールに近づくにつれて相手との距離を縮める」
ポイント4「あらかじめマークする相手の情報を集めておく」
 
 
次回“いまさら聞けない“サポート”の基本”ポイント1は、5月下旬に配信予定!
 

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