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親子でチャレンジ

一流プロが科学的に教える!ダイレクトボレーシュートの蹴り方

2014年8月13日

キーワード:サイエンスサッカースクールサッカー教室ボレーシュート練習親子Jリーグ

前編では、ボールが落下するまでの時間(タイミング)と蹴り上げる角度による落下地点の変化をお伝えしてきましたが、今回のテーマは「ダイレクトボレーシュート」なのですから、向かってきたボールをノーバウンドでシュートするための技術も必要になります。そこで、後編では、実際にボールを力強くインパクトするために知っておきたい科学の知識をお届けしましょう。キーワードは「重心」です。

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取材・文・写真/山本浩之

<<配球を3つの角度に分けてあげるとボレーシュートは上達する

 

■人間の重心(重さの中心)はどこにあるの?

サイエンスサッカースクールでは、吊り下げられたボールを使って、ゲストの宮本恒靖さんがボレーシュートを打つときのフォームをみせてくれました。このときに注目したいのは、ボールをミートする足ではなく上半身です。写真からも上体を斜めに傾けていることがわかると思います。これによって重心が身体の外に逃げないようにバランスをとっているのです。人間の重心は、おへその辺りにあるのですが、足をあげたときに上半身が直立したままだと、重心は身体の外に移動してしまいます。試しに人形を使って実験してみましたが、足をあげただけの人形は重心を失ってしまっているので、立っていることができず倒れてしまったのに対して、上半身を斜めに傾けた状態の人形は、足を上げていてもバランスを保つことができました。
 

■重心とバランスの関係を知る

 
もう少し、重心のことを考えてみましょう。この日のサイエンスサッカースクールは、ゲリラ豪雨の影響から屋内で工作をする時間がありました。作ったのは「バランスとんぼ」というおもちゃです。とはいっても、サッカーや科学と無関係な工作ではありません。割り箸のような棒に、前羽根と後羽根をつけたT字形のとんぼをイメージしてもらえばよいかもしれません。できあがったら、とんぼの頭の部分を支点にして指先に乗せてみます。「バランスとんぼ」は、「やじろべえ」の原理と同じで重心が支点の真下になります。人間の重心はおへその上の辺りでしたが、「バランスとんぼ」のように、形状によっては重心が自分の身体の外にあるものも存在するのです。もし、重心が支点の真下に位置しなければ、「バランスとんぼ」は右や左に傾いてしまいますので、バランスをとるために羽根を上げたり下げたりして調整してあげます。このように「バランスとんぼ」は重心とバランスの関係を理解するためのおもちゃなのでした。
 
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取材・文・写真/山本浩之

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