1. サカイク
  2. コラム
  3. 親子でチャレンジ
  4. 親子で集中力アップ!1日5分で『心を整える』

親子でチャレンジ

親子で集中力アップ!1日5分で『心を整える』

2012年3月15日

キーワード:トレーニングメンタル練習

zazen2.jpg
 
『心を整える。』が大ヒットした日本代表キャプテンの長谷部誠選手は、一日の中で、心を落ち着かせる時間を持つのだそうです。心が少しでも乱れたら自分で整え、どんな場面でも気持ちが揺らぐことなく、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう準備をしているのです。この心を整える方法は人それぞれありますが、世界で活躍するアスリートは、みんなそれぞれの方法を持っていると言われています。
そこで、今回はみなさんもすぐに真似できる心の整え方『坐禅』について、たぐち整骨院院長の田口嘉朗先生にお話を伺いました。
 
 

■坐禅を修得すると『今』に集中できるようになる!

緊張している時や何かにチャレンジしようとする時、深呼吸をしますよね。なぜ深呼吸をするかというと、そうすることで自然と気持ちが落ち着いてくるから。呼吸を整えるとは、心(メンタル)を整えることにも通じるようです。呼吸を意識するために、坐禅はとても効果的。空気をゆっくりと吸い、静かに長く吐き出すことで心が落ち着いてきます。
 
例えば、サッカーのプレーで失敗してしまっても、息と共にそのことを吐き出します。シュートを決めた時も「やった!」といううれしい気持ちも吐き出します。失敗したことをいつまでも悔んでいても、いいプレーはできません。同様にひとつの良いプレーをずっと喜んでいても、次のプレーに移ることはできません。
 
ひと呼吸することで気持ちを切り替えることができれば、次のプレーに全力で向き合うことができるはずです。
 
そうすることで『今』に集中できるようになれば、「失敗してしまったらどうしよう」などと後先のことを考えずにボールにくらいついていったり、シュートチャンスを逃すことなくボールを蹴ることができるようになるでしょう。
 
 

■ひと呼吸で気持ちを切り替えるようになるために

ゆっくりと息を吸い、静かに長く息を吐き出します。息をすることに集中しようとしても、さまざまな雑念が頭をよぎるでしょう。その際に、意識的にその雑念も一緒に吐き出すようにします。頭の中を無の状態、何も考えていない状態を作るように心がけます。そうすると、気持が落ち着いてくるはずです。
 
最初のうちは頭の中を無の状態にするまでに、何度も深呼吸をする必要がありますが、慣れて来ると一回の深呼吸で頭を無にすることができるようになってきます。
 
これが出来るようになれば、プレー中に前述のような場面にあっても呼吸で気持ちを切り替えることができ、次のプレーに集中することができるようになります。
 
zazen1.jpg
 

■自分と向き合うことで、自分の足りない部分が見えてくる

坐禅の『坐』は人と人が土の上にある、という文字。
この『人』と『人』はいずれも自分のことを指すとのこと。
 
自分自身の心と向き合うことで、周りの人たちを批判するのではなく、自分に足りなかったことに気がつくことができます。ですから、試合中にミスをしたチームメイトがいてもその人を批判するのではなく、自分が○○していれば良かったのだろうと思えるようになるでしょう。
 
チームプレーのサッカーでは、チームメイトを思いやることはとても大切なこと。選手みんなが思いやれる選手なら、雰囲気がとてもいいチームになること間違いなしです。
 
 

■毎日5分で、姿勢も良くなり、視野も広がる

坐禅の呼吸法を修得すると、自律神経を整えることができるようになります。試合の前に興奮して身体が熱くなったりすることがありますが、ほてりを抑えることができるようになります。また、姿勢を意識するので、体幹トレーニングの感覚をつかみやすくなるでしょう。
 
姿勢が変わるとメンタルも変わります。胸を張って自信があるような態度を取っていると、本当に自信が出てくるものです。さらに、姿勢が良くなると周りも見えるようになります。サッカーに重要な状況把握、判断にも効果が見られるのではないでしょうか。
 
一般的に坐禅は20分ほど行いますが、毎日5~10分でもOK。ひとりで行うより、家族揃って行うと効果的です。おすすめは朝の坐禅。起きてすぐの坐禅は心が整って、とても気持ちがいいですよ。人それぞれ気持ちのいい時間帯は異なるので、自分にぴったりな時間を探してみましょう。練習前に行えば、股関節のストレッチ効果も得ることができます。
 
正しい坐禅の方法は後編の記事で紹介しています>>
 
 
zazen25.JPG
田口 嘉朗先生//
たぐち整骨院院長。接骨院、整形外科への勤務を経て、横浜市ビオス整骨院に院長として勤務。その後、草加市で開業。神経の伝わりを活性化しバランスを整えるアクティベータという道具を使った最新のカイロプラクティックを実践。公認団体のアクティベータメソッド認定院。呼吸を整えるための坐禅会など地域向けのセミナーも積極的に取り組んでいる。
 
●たぐち整骨院
埼玉県草加市氷川町2146-9-メゾンドクール1F
Tel:048-928-0695
アクセス:草加駅西口徒歩3分
1
取材・文/kilohana 前田陽子、イラスト/MIHOKO

関連記事

関連記事一覧へ

親子でチャレンジコンテンツ一覧へ(175件)

コメント

  1. サカイク
  2. コラム
  3. 親子でチャレンジ
  4. 親子で集中力アップ!1日5分で『心を整える』

Pickup

サッカースクール検索サイト ケリなび

週間記事ランキング

  1. 保護者が知っておくとためになる映像の使い方 スペインのトレンドは......
    2017年8月18日
  2. 夏合宿の持ち物を準備しよう!(1/2)
    2011年7月12日
  3. ゴールキーパーの練習メニュー ~シュートブロック編~
    2017年8月21日
  4. Jリーグ選手の管理栄養士に聞いた、野菜の栄養を効率的に摂る食べ合わせ&野菜嫌い克服法
    2017年8月16日
  5. 子どもは親の分身ではない 指導はコーチに任せ、チャレンジの姿勢をほめることが成長の糧になる
    2017年8月14日
  6. 無名チームから國學院久我山へ―。文武両道を追い求めたとある指導者がレギュラー獲得のために"親に内緒で"したこと
    2017年8月10日
  7. 話を聞く、自分で考えだす... サカイクキャンプなどにヒントがあった、子どもが成長するきっかけの与え方
     
  8. サボっているほど良い選手?その驚きの理由とは
    2015年3月19日
  9. 夏休み、ちゃんと休んでますか? サッカーが上手くなるのに大事な2種類の休み方
    2017年8月21日
  10. すぐ速く走れるようになる!陸上メダリストの為末選手伝授の速く走る方法
    2013年6月13日

一覧へ